プロローグ
オープニングでは映像が流れます。こちらは撮影不可。
松潤がおいしそうにご飯を食べるシーンから始まり、
幾何学的にデフォルメされた、さまざまな食材となる動物たちが登場します。
この動物のイラストたちが、無駄な情報を排除していて、
シンプル、かつ、これから見ていく展示の要約になっていて、良かった。
いのちの色
日本人が食べる主要な食材300種の写真が
瓶に入れて、スーパーのような陳列棚のように飾ってあります。
食事に彩りを与えてくれる「いのち」を
実際に色として認識させてくれる展示です。

いちばん食べられる魚
地球で一番食べられている魚は「イワシ」だそうです。
1匹のイワシが一生の間に生む卵が約10万粒。
そこから成魚になれるのは、たったの10匹。
そのうちの7割は、豚や養殖魚の餌になるため、
私たち人間が食べるイワシは、たったの3/10万ということになります。

一生分のたまご
日本人ひとりが一生で食べる卵は、
約28,000個。
これは2022年で、世界2位の数だそう。
(1位は香港)
この量の多さが可視化された展示は、インパクト大でした。


いのちのはかり
いのちの重さを感じられるはかり。
このはかりに、食品のマスコットを乗せることで、
その食品にちなんだ問題が出されます。
置いてある食品は、
牛乳、おにぎり、チョコレート、コーヒー豆、はちみつ、水
です。
能動的なアクションをさせる、よく考えられた展示でした。

いのちのカート
日本人が10年分食べる食糧体積を表現しているショッピングカートのオブジェ。
このショッピングカートは「ねぶた」の技術で作られているそうです。

進化する冷凍食
これからの冷凍食品は食材を冷凍粉砕し、食材をパウダー化。
長期保存が可能になります。
このパウダーを元に、食事が再生形されて提供される未来もそう遠くはないはずです。

梅干しー万博漬けー
2050年に受け取ることができる梅干し。
いわば、食のタイムカプセル。
一人一枚、引換券をセルフで取ります。
2050年の配布イベントの詳細は、
開催間近に紀州梅の会HPにて発表予定だそうです。

ぜったい忘れちゃう〜

ここまで、シグネチャーパビリオン 小山薫堂 「EARTH MART」についてまとめましたが、
いかがでしたでしょうか。
能動的に参加しやすく、展示もよく可視化されていて、非常に学びのあるパビリオンでした。
今回の体験レポートが、あなたのおでかけ準備の手助けになれば嬉しいです。
質問などございましたら、気軽にコメントいただけると嬉しいです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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